幻の離島「パナリ島」(新城島)への旅


パナリ島の説明

沖縄本島からさらに南西へ、石垣島から船で約30分。そこに「パナリ島(新城島)」という、まるで時間が止まったかのような離島があります。正式には「上地島(かみじしま)」と「下地島(しもじしま)」の2島で構成されており、”パナリ”とは八重山の方言で「離れている」という意味。その名の通り、観光地化されていない静かな自然のままの島です。

大阪から石垣島へ

今回の旅行では、石垣島を拠点にパナリ島を訪れました。大阪から石垣島へはコストの問題とあとは個人的な興味からLCCのピーチを利用しました。
第二ターミナルは駅から少し離れていてアクセスに難があったものの、大阪からは2時間半程度のフライトなので、特に不便を感じることもなく石垣島に到着しました。

ツアーを申し込む必要性

上陸には許可(というか石垣島からパナリ島へのチケットが買えない・・・)が必要なため、パナリ島ツアーを提供している業者を通じて参加。
今回は、こちらのパナリ観光さんでツアーに参加させていただきました。
朝、石垣港を出発する時点で、もうワクワクが止まりませんでした。

パナリ島へ向けて出発

石垣島から船に揺られながら見えてきたパナリ島のシルエットは、なんとも言えない神秘的な雰囲気。
神秘の島らしく、上陸すぐの注意書きにこんな文字が!
一の「無断でお宮に入ったり勝手に願い事をしてはならない」というのは、神秘の島ならではの注意書き
のような気がしました。
無断で入るのはさておき、願い事もしてはならないというのは何とも不思議な気がします。

そして、ツアーのガイドさんにも、島の中にある御嶽には入ってはいけないという話を受けました。

島を散策

上陸すると、まず驚いたのは「音のなさ」。波の音と風のささやき、鳥の鳴き声しか聞こえない。人の気配が少なく、静寂が心にしみわたる感覚でした。島にはわずか数世帯の住民しかおらず、観光施設もほとんどありません。けれども、それがむしろこの島の魅力なのです。
ガイドさんに連れられて島内を散策。古くから伝わる御嶽(うたき)と呼ばれる聖域を見学しました。(先ほども書いたように中には入れなかったので、外から見るにとどまりましたが)パナリ島は今でも多くの信仰が残っており、外部の人が立ち入れない場所も多いとのこと。その分、自然と人との距離がとても近く、島の空気がどこかピンと張り詰めているようにも感じました。
と色々書いてますが、島の散策は一時間程度で終了しました笑
ガイドさん曰く、パナリ島は何もない竹富島のようなものということです笑
竹富島もたいがい何もないと思いますが笑

予定外のシュノーケリング

ということで、島の散策が早々に終了してしまったため、本来やる予定のなかったシュノーケリングをやりました・・・
しかし、事前の創造とは違って、サンゴ礁に囲まれた透明度抜群の海でのシュノーケリングは、まさに楽園そのもの。カラフルな熱帯魚がすぐ目の前を泳ぎ、ファインディングニモで有名なカクレクマノミにも会えました。

島に自販機・お店はないので、必要なものは石垣島で買っていきましょう。

お昼ご飯は、ツアー会社が用意してくれたお弁当。ツアー会社が用意してくれたと言っても、朝船で行くとき自分たちで持っていくように言われました。
石垣島の弁当屋の弁当です笑
他の離島と違って、パナリ島には自販機もお店もないので、水や弁当以外に必要な食べ物があれば石垣島で買っていくようにしましょう!

西表島経由で石垣島へ

一日パナリ島をエンジョイ?して、15時頃の船で西表島経由で石垣島に帰りました。
パナリ島の住人は、普段は西表島や石垣島で生活していることが多いらしく、ずっと島にいる生活ではないということを聞きました。
確かに、お店も自販機もない島だとなかなか生活するのも大変だと思いますね・・・


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