海外で総合格闘技(UFC)を見た話@ニューヨーク


トロントでの観戦に続いて、今回はニューヨークのブルックリンで開催されたUFC208の観戦記。

大会概要

2017年2月11日にニューヨークブルックリンのバークレイズセンターで行われた大会。
メインイベントは、女子フェザー級のジャーメイン・デ・ランダミー選手とホーリー・ホルム選手とのタイトルマッチ。
しかしながら、格闘技ファンにとって注目のカードとなったのは、準メインのアンデウソン・シウバ選手とデレク・ブランソン選手の試合。
何といっても2013年7月6日のUFC162でクリス・ワイドマン選手相手に衝撃の負けを喫してからしばらく勝ちから遠ざかっているUFCのレジェンド、アンデウソン・ザスパイダー・シウバ選手が出場する大会なのである。
(格闘技ファンの方であればご存知だと思うが、その後同年12月28日にクリス・ワイドマン選手との再戦が組まれたものの、放送事故寸前のショッキングな負けを喫してしまっていた・・・)
個人的には、あまり大会の行われないアメリカ東海岸での開催、かつ、アンデウソン・シウバ選手が出場する、更にはホナウド・ジャカレイ選手やジム・ミラー選手といった柔術を得意とする選手も多数出場するとのことで、前年12月に引き続き観戦しに行くことにした。

日本人選手の試合

ニューヨークなので、当日フィラデルフィアから向かうことにして、地下鉄を使って会場の
バークレイズ・センターにたどり着いた。
残念ながらトロントの大会ほど良い席ではなく、自席からオクタゴンの間には結構距離があった。
そして、三試合目で、日本人の佐々木憂流迦選手がフライ級5位のブラジル出身のウィルソン・ヘイス選手と対戦した。
母国日本を離れて闘う佐々木選手に、当時海外で働いていた自分を重ね合わせて是非勝ってほしいと願っていたが、
その願いむなしく、判定で敗れてしまった・・・

佐々木選手の入場シーン
佐々木選手の入場シーン
佐々木選手の入場シーン
佐々木選手の入場シーン

会場での観戦マナーに注意

当日は、夜だったこともあり、会場ではビールが販売されていた。
周りの集団で、恐らくビールを飲みすぎて酔っぱらっていたのだろうか、
声援に交じってFワードを連呼している集団がいた。
会場のスタッフが何度か注意をしていたが、酔っぱらっていたためかその注意を
無視して更にFワードを連呼し続けていた。
しばらくすると、ボディーガードらしいごつい係員が数名来てその集団をどこかに
連れて行った。
直接誰かに危害を加えたり運営を妨げたりしていた訳ではなかったのでしばらくすると
帰ってくるだろうと思ってみていたが、結局その集団は最後まで自席に戻ってくることはなかった。
くれぐれも観戦マナーには気を付けたいものだ💦

アンデウソン・シウバ選手の試合

そうこうしている間に、準メインのアンデウソン・シウバ選手の試合カードとなった。
やはりUFCのレジェンドだけあって、アンデウソン・シウバコールの時の会場の盛り上がりは尋常ではなかった。
結果試合に勝利はしたものの、最盛期の派手なKOシーンなどはなく、判定での勝利となった。

アンデウソン・シウバのTシャツ
アンデウソン・シウバのTシャツ

大会後の帰路

大会が終了したのは、夜中の2時で、ニューヨークの地下鉄は24時間走っているので問題なく帰れるかと思ったが、
何故か突然(ニューヨークの地下鉄では、あるあるレベルで良くある話)ホテル近くまで行くはずだった電車が
途中までで止まることになってしまい、2月の寒いニューヨークの街をしばし歩かなければならないハメになってしまった・・・

大会のTシャツ
大会のTシャツ

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