石垣島発離島の旅④~大自然&最西端の島~


前回のお話はこちら

八重山諸島最大の島西表島

八重山諸島の中で最大の島、以外かも知れないが西表島である。
石垣島の方が栄えているので石垣島が最大というイメージを持つかもしれないが、面積的には西表島の方が大きいのである。
大きい島の大半が自然のまま残されており、天然記念物になっているイリオモテヤマネコをはじめ珍しい生き物が多数生息している。

西表島へのアクセス

西表島へは石垣島からのフェリーを使うしか島にたどり着く方法はない。
そして、八重山諸島最大の島らしく、西表島には上原港と大原港という2つのフェリーの行き先がある。
下の地図で言えば、石垣島から伸びている線がフェリーの航路で、西表島の下側が大原港、上側が上原港となっている。

距離的には、石垣島から大原港が30分程度、上原港が40分程度なので大きな差はないので現地での目的地に合った港に行けば良い、というのは通用せず、上原港行きのフェリーを選ぶ際には、①外洋に出るので風の具合など欠航が多い。②外洋で波が強いので船酔いする可能性があるという二点を考慮に入れて航路を選ぶ必要がある。

上原港近くの宿

私が予約していたのは上原港近くの宿だったのだが、折からの強風で残念ながら上原港行きのフェリーは欠航になってしまった・・・。
ということで、いったん大原港に行き、そこから内陸を通る路線バスで移動することを余儀なくされた。
上原港からは宿の車が送迎に来ていた。
西表島はとにかく広いがその割に公共の交通手段は路線バスだけなので島の中で移動したい方はレンタカーを使うことになる。
私は西表島の自然を満喫するツアーを申し込んでいたのでレンタカーはせず宿で引きこもって?ひたすらダラダラしながらオリオンビールを飲んでいた。
宿はこんな感じでよい感じの自然に囲まれていた。

大自然を満喫

昼編

昼は石垣島らしく、カヌーでジャングルの入り口まで移動し、ジャングルの中を登山していき頂上付近にある滝に行くというツアーだった。
ツアーというからには、ジャングルといっても大したことはないだろうと高をくくっていたのだが、写真を見ていただければ想像できるように、かなり本格的な斜面で軽装で来てしまったことを思いっきり後悔した。

そして、トレッキングのあとは、場所を変えて牛車で離れ島へ向かう盛りだくさんのプログラムだ。

島に向かう牛車の中ではこのような感じでガイドさんが三線を弾いてくれるので、非常に良い雰囲気になる。
この時は残念ながら雨が強かったので動画ではあまり雰囲気が出ないが、音だけでも楽しんでいただけると幸いです。

 

 

夜編

そして夜は珍しい生き物を観察するためのトレッキングに参加した。
運が良ければイリオモテヤマネコを見れるということだったが、残念ながらこの日は見ることができなかった。
見ることができたのは、カラフルなヤドカリだけだった・・・。
また、曇りだったので星空も見ることができず非常に残念だった。
是非リベンジしたいと思う。

日本最西端の与那国島

西表島の次は日本最西端の島、与那国島に行ことにしていた。
ここ与那国島は、ドラマ「ドクターコトー診療所」の撮影場所としても有名で今でもコトー診療所の跡地が残っているとのことだ。
与那国島へはフェリーで4時間ほどかかるが、石垣空港からJALが飛行機を飛ばしていた。
それを予約して、与那国島に行

くはずだったが、折からの強風で小型機が欠航になってしまった・・・。
当時の石垣島はこんな感じの強風に見舞われていた。年末だというのにまるで台風のようだった。

七星球

飛行機が欠航になりその日の予定がなくなってしまったのだが、一日中ダラダラしているのもあれだというので石垣島の商店街をブラブラしてみた。
すると、立ち飲み屋が営業しており、「3杯1000円」みたいな感じで非常にリーズナブルだったので入ってみることにした。
価格ゆえに地元の方にも人気だったのか地元の方といろいろ話をすることができた。
地元の方といっても生まれから地元の方もいれば東京や大阪などから移住してくる人も多いらしく移住の経緯や移住してみてどうかなどリアルな話を聞くことができた。
次の日大阪に帰るという話をすると、なぜかその人は私のポケットにドラゴンボールを入れてくれた。
きっとこの世のどこかに残りの6つがあって揃えたらなんでも願いが叶うに違いないと思いながら今でも大切に持っている。

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です