日本人がほとんど訪れることはないであろうサバンナに行った話である。
サバンナへは当時勤務していた会社の出張で行った。
目次
サバンナの場所
多くの方は、「サバンナ」と聞くとアフリカを思い出すかもしれない。
現に私のアメリカに住んでいる友人(日本人)に「サバンナに行く」と言ったら
「アフリカ行くの?」と聞かれたものである。
(さすがにアメリカ人に言うとそれは言われなかったが・・・)
そのサバンナは、アメリカ南部のジョージア州(有名な都市では、あのコカ・コーラの本社がある
アトランタもジョージア州の都市である。)にあり、位置関係だと下のような感じだ。

サバンナまでのアクセス
大阪からサバンナまでは、私はANAを使っていたのでANA便で伊丹から成田でヒューストン行に乗り換えて、
ヒューストンでUnitedの飛行機に乗ってサバンナに行くトータル約20時間の旅になる。
(成田→ヒューストンが14時間ほどなので、ニューヨークとそんなに変わらないことになる。)
そして、例によってアメリカ国内の近距離便の飛行機はボンバルディアの小型機で高所恐怖症には辛いものがあった。


海外トランジットで初めての機内預け
アメリカに住んでいたこともあり、海外で飛行機に乗るのや乗り換えにも慣れていたにも関わらず、
海外で荷物を機内預けしたのは今回が初めてであった。
実はそれまではロストバゲージがイヤで機内預けにするのは全力で避けてきた。
(フィラデルフィアからはどの都市でも比較的アクセスが良かったというのもある。)
しかし、今回は出張期間が一週間以上あり、またヒューストンでの乗り換えがあるので、
機内預けを避けることはできなかった・・・。
荷物といっても洋服程度だし、現地には同じ会社の社員がいるのでロストバゲージになっても
大したダメージではないのだが、やはり何となくロストが気になったので、Unitedの
係員に何度も確認したものである。
結果的にロストを食らうことはなく、今まで人生で一度もロストを経験していない。
サバンナの紹介
地球の歩き方でサバンナは、「麗しきガーデンシティ」として紹介されている。
そして、詳細はこんな感じに記載されている。
全米屈指の美しさを誇る小都市で、誕生は1733年と古い。
コロニアル時代には州都として栄えた。国立歴史地区に指定された
中心部にはスクエアと呼ばれる小さな広場が22もあり、大木の枝から垂れ下がる
スパニッシュモスが南部情緒を醸し出している。
木陰のベンチで世間話に興じる老人たち。
その横を観光馬車が通り過ぎる。映画「フォレスト・ガンプ/一期一会」の
冒頭シーンはこの町で撮影された。
とある。
実際の街並みも、ニューヨークやフィラデルフィアなどの大都市とは異なり高いビルもなく
非常に美しい街並みであった。






街中の違和感の正体
今回、残念なことに仕事で行ったため、日中は仕事の打ち合わせ、夜は会食で街を探索するのに十分な時間も取れなかった。
また、以前書いた、マイアミに行く時間も取れなかった・・・。
そんな中、夕方会食までの時間を利用して街を歩いてみた。
以前アメリカに住んでいたころの感覚と比べて何故か分からないがすごく違和感を感じたことがあった。
その違和感の正体は・・・。
そう、それは現地の人たちがビールを飲みながら外を歩いていることだ。
日本人の感覚からするとピンとこない点が多いと思うが、アメリカのほとんどの都市では、オープンテラスなどを除き
外で飲酒することは禁止されている。
しかしながら、ここサバンナでは外での飲酒が禁止されていなかったのだ。
サバンナの滞在では、財務システム導入に際しての打ち合わせの時間が非常に多くなかなか街を堪能する時間が
取れず、日本からだとなかなか行くことのないサバンナを十分に堪能できなかったのが心残りである・・・。