ワシントンDC①


とうとうトランプ大統領までコロナにかかってしまったということで、
ホワイトハウスのトランプの側近たちも続々とPCR検査の陽性反応が出ている。
ということで、ニュースなどの画像でホワイトハウスを目にすることが多いので、
今回はそんなホワイトハウスのあるワシントンDCのお話をしたいと思う。
ワシントンDCにはANAが直行便を出していますし、非常に見どころも多いので
是非一度訪れていただきたい街だと思う。
ニューヨークからも近いので、ニューヨーク旅行ついでに足を伸ばしてみるのも良い
かも知れない。
(確かバスで6時間~8時間、アメリカ国内便の飛行機で1時間以内、amtrakというアメリカ版
新幹線のようなものだと3時間半といったところだ。)

2つのワシントン

日本ではご存知ない方も多いかも知れないが、アメリカには2つのワシントンがある。
一つは、今回お話で取り上げるアメリカ合衆国の首都であるワシントンDC、そして、
もう一つが大都市シアトルのあるワシントン州だ。
ワシントンDCはアメリカ東海岸にあって、そしてワシントン州はアメリカ西海岸の
カナダと接するところにあるので、全く位置関係が異なっている。
そんなこともあり、アメリカ人は、ワシントンDCのことは、DCと呼んでいる。
地図だとこんな感じになる。
左側の実線の丸部分がワシントン州、そして右側の点線部分がワシントンDCなので、
アメリカ大陸の東と西の端ほども位置が離れていることになる。

ワシントン州とワシントンDC
ワシントン州とワシントンDC

トランプ大統領就任直後の訪問

ワシントンDCは2回行ったことがあり、初めて訪問したのはトランプ大統領
就任直後の2017年1月である。
私が住んでいたフィラデルフィアからワシントンまでは、バスで4時間、amtrakで
2時間という道のりで、バスの方が圧倒的に安かった(確か20ドル程度の記憶がある)
ので、バスで訪問した。
何故2回訪問したかといえば、ワシントンDCには、ホワイトハウス、国会議事堂、
その近辺のモニュメントに加え、各種博物館など見ものが非常に多く一回では
観きれなかったためである。
そして、ワシントンDCに着いて初めに行く場所といえばやはりホワイトハウス
ということで、ホワイトハウスに向かったが、ホワイトハウスにたどり着くまでの
道中からホワイトハウスに至るまですごい数のデモ隊がいて、さすがは世界を
騒がせるトランプ大統領と変な関心をしてしまったものである。

意外に手薄な警備、しかし・・・

ホワイトハウスにたどり着いたのだが、写真のような感じでパトカーや簡単な
金網でホワイトハウスには近づけないようになっているものの、周囲のデモ隊の
数に比べると何とも警備が手薄な感じがした。
実際、この写真のように結構近くで写真を撮ることもできた。

ホワイトハウス周辺
ホワイトハウス周辺
ホワイトハウス
ホワイトハウス

しかし、そんな甘くないのが世の中である。
世界一の大国の指導者がいる場所の警備がそんなに緩いはずはないのだ。
写真には写っていないが(意図的に写らないようにしている?)、
ホワイトハウスの屋上には大型のライフルを構えたスナイパーが何人も
待機しているのである。
恐らく無断でこの庭に入ったが最後、スナイパーたちの標的になり
一瞬のうちにハチの巣になってしまうことだろう・・・。
そしてこのスナイパーはホワイトハウスだけでなく近くの公園にも
待機していたのだ。
スナイパーの写真を撮ろうと思ったが、ライフルの迫力に正直ビビッて
しまって写真を撮れなかったというのが実際のところである。

広がる立ち入り禁止区域

ワシントンDCには2017年1月と10月の二回行ったが、二回とも当然ホワイトハウスには
行った。
トランプ大統領の人気の高まり(?)の影響か、1月時点では下の図の実線部分までは
立ち入ることができたのだが、10月の時点では点線部分まで立ち入り禁止エリアが広がって
しかも近くに止まっているパトカーの台数も大幅に増えていたのである。

立ち入り禁止エリア
立ち入り禁止エリア

上に載せたホワイトハウスの写真は1月時点のものだが、10月だと
ここまでしか立ち入れないようになっていた。

広がる立ち入り禁止区域
広がる立ち入り禁止区域

という感じでホワイトハウスの話はこの程度にして、次回以降ワシントンの街並み
や博物館についてお話していきたいと思う。


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