前回アメリカで駐在することになった話をしたが、アメリカといえば総合格闘技の本場!
ということで、アメリカで総合格闘技の大会を見に行った話。
目次
見に行った大会
見に行ったのは、2016年12月11日にアメリカの隣国カナダはトロントのエアカナダセンターで行われるUFC206(詳細はこちら)だった。
日本の感覚からすると、格闘技を見に隣国まで「わざわざ」というイメージかも知れないが、私の住んでいたフィラデルフィアから
カナダのトロントまでは飛行機で1時間ちょっとの距離だった。
広大な国土を誇っており、国内の近場でも飛行機に乗ることが多いアメリカなので、隣国とはいえ1時間ちょっとという距離は全く問題にならなかった。
UFCとは?
「世界58カ国以上から最高峰の選手が常時600名近く参戦し、28カ国161都市で大会を開催、172の国および地域において40カ国語でテレビ放送されている、実力・人気共に世界最大の総合格闘技団体」(Wikipedia)
という事で、アメリカでもとても人気のあるスポーツで、よくスポーツパブでもPPVが流れていたりする。
トロントへ
隣国へ行くという事は当然に入国審査を通らなければならないのだが、カナダの入国審査には感動した。
お決まりの「何をしに来た?」の質問に「総合格闘技、UFCを見に来た」と答えると、「UFCの選手は誰が好き?」と聞かれ、
「(ブラジル人の)ジョゼ・アルド」と答えると、「なぜGSP(カナダのスーパースター総合格闘家)じゃないの?GSPも好きに
なってね」ととてもフレンドリーな対応だった。
まるで人を犯罪者かのような目で見てきてパスポートも投げて返してくる某国(ニューヨークだけ?)の入国審査とは大違いだった。
会場で
当然事前にチケットは予約しておいたが、想像以上にオクタゴンに近い席で、しかも選手の入退場口の近くだった。
ある時、周りの観客が出入口付近でやたらと騒いでいたのでつられるように出入口を見ると、当日準メインで闘う
ドナルド・セローニ(通称カウボーイ)が通路に出て試合の行方を見守っていた!
これにはとても興奮し、写真をバシバシとってしまった。
寒い、とにかく寒い
そんなこんなで大興奮のうちに大会が終わり、翌日時間があったのでトロントを観光したが、さすがは12月の
カナダという事もあり、とにかく寒く既に雪が降っており時折吹雪も起こっていた。
実はその二週間前にサンクス・ギビングデーの休暇を利用してマイアミに行ってたのだが、マイアミはまだまだ
暖かく、海で泳げるほどだったのに、たった2週間で日本でいう夏から冬に一気にワープしたようで貴重な経験だった。
私の服装を見てもとても2週間しか空いていないとは思えないだろう。
そして帰りに
大会は土曜日、そして日曜日には家に帰って月曜日の仕事に備えなければならない、という事で、日曜日は21時トロント発の飛行機を予約していた。
しかしながら、ただでさえ遅延の多い印象のエアカナダなのにさらに悪いことに当日あいにくの雪のため大幅に遅れてしまい、出発したのは夜中1時過ぎ、帰り着いたら3時ごろになってしまった・・・
もちろん、次の日の仕事は死んでいたのは言うまでもない。
しかし、これに懲りずこの後何度もエアカナダを使ってカナダに旅行することになる。
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