プエルトリコに行った話②

合衆国、プエルトリコの国旗

プエルトリコに行った話の前半はこちら
前半はキレイなプエルトリコの風景を数多くお見せしましたが、今回はそんな前回とは大違いの内容です。

暑い・・・そんな時にすることと言えば

プエルトリコといえば、タイやベトナムと同じくらいの緯度の国。
となればその気候は言うまでもなく暑い。
以前マイアミについて書いた際11月の末でもまだ泳げるくらいの気温だというをしたが、
プエルトリコはそんなマイアミより南に位置しており、しかも季節も9月。
となればとんでもない暑さで、街を歩いているだけでも汗が噴き出してくる。
そうなれば、すぐにスタミナが切れてカフェで休むことになるが、そこはさすがはラム酒の名品バカルディの産地として有名なプエルトリコ。
どこに行ってもラムを使ったモヒートを置いており、非常に魅惑的だった。
という訳で、昼間にもかかわらずカフェで一休みするたびにモヒートを飲んでいた。

日本だと昼から飲むと酔っぱらってしまうが、プエルトリコは高温で汗が良く出るのか
ほとんどといっていいほど酔いは回らなかった。

ベンチの落書き

旅先での食事は、外食が中心になるが、プエルトリコの名物料理は、モフォンゴというバナナを
使った料理で、wikipedia先生の解説によるとこんな感じだが、名物という事もあって食べに行くことにした。

モフォンゴ(スペイン語:Mofongo)は、調理用バナナで作るカリブ海諸国の料理である。パンノキやキャッサバで作ることもできる。ドミニカ共和国、プエルトリコ等のカリブ海諸国で食べられている[3]。キューバではマチュキージョ(Machuquillo)またはミガス・デ・プラタノ(Migas de platano – 調理用バナナのミガス)と呼ぶ。

説明
モフォンゴは、通常、未熟の調理用バナナを揚げてから潰し、ブイヨン、ニンニク、オリーブ・オイル及び砕いたチチャロネス(Chicharrones – 脂肪の層がついた豚の皮の揚げ物)又はベーコンで味付けする。プエルトリコでは直径5cmくらいに丸めて供する。ドミニカ共和国のモフォンゴ・レジェーノ(Mofongo relleno)には、牛肉、鶏肉、魚介等の煮込みが詰められる。

起源
ドミニカ共和国の料理書によると、ドミニカ共和国のモフォンゴは、プエルトリコに由来すると説明されている。しかし、学問的には、この料理の大元の起源は西アフリカのフフに由来し、スペイン植民地のアフリカ人奴隷によってカリブ海地域に伝えられたとされる。ただし、フフには他のデンプン質の野菜も用いられる。

店の中を見るとどこもかしこも落書きでいっぱいだった。
店の人に聞くと、落書きOKとのことで、私にも何か書くように言われたので、日本語で下の写真のような落書きを残しておいた。

名物モフォンゴ
名物モフォンゴ

「根性」「気合」「押忍」と。
こんなこと、日本で書いたらかなり神経を疑われそうだが、漢字が珍しいカリブ海の方は非常に物珍しがって喜んでくれた。
もし読者の方の中でプエルトリコを訪れることのある方は、是非この「根性」「気合」「押忍」の書かれたベンチを探してみてほしい。お店の特徴も大体の場所も全く記憶にないので何のヒントもお伝えすることはできないが、万が一発見された方はご一報ください。大したものではないが何か記念に差し上げます。

ハリケーン襲来

プエルトリコには週末だけの滞在だったので、金曜と土曜泊まって日曜日の飛行機で家に帰ったが、次の週の週末には、超大型のハリケーンMariaが襲来し、とんでもない事態になっていた。
当時日本ではどのように報道されていたかは分からないが、アメリカでは結構大きなニュースとなっていた。

今考えると、もし旅行が一週間ずれていたらとんでもない事態に巻き込まれたかも知れないと恐ろしくなった。
実は、アメリカから帰国する最終の週末もう一度マイアミに行く予定を立てていたが、その時もちょうどハリケーンの影響で日本への帰国の影響があると困るというので泣く泣くキャンセルした悲しい思い出がある。
日本からカリブ海にはるばる足を伸ばす皆様は、ハリケーンの時期にはくれぐれも気候にだけはご留意いただきたいと思う。

スペイン語

ここプエルトリコでは、スペイン語が使われているが、我々日本人は何年間英語をやっていても発音が上手くならないという話を聞くが、スペイン語は日本語と発音が似ているので、マスターしやすいという話を聞いたことがある。
例えば、プエルトリコは、Puerto Ricoと書くので、日本語の読み方に近い発音になってはないだろうか。
一説によると、アメリカでもメキシコ移民が増え続けているので、2030年には英語を話す人口よりスペイン語を話す人口の方が多くなるという話も聞こえてくるので、英語が苦手な方はスペイン語を習ってみるのも手ではないだろうか。
(そのころになったらメキシコ移民たちが英語を話すようになっててスペイン語習った意味がなくなるかも知れないけど・・・)


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