ワシントンDC③


前回のお話はこちら
今回は、飛行機や宇宙関係の展示が数多くされている
「スティーブン F. ユードバー=ハジー・センター」を紹介する。
ワシントンDCのお話は今回で最後である。

博物館の概要

このセンターは、前回のお話で書いた「国立航空宇宙博物館」の別館で、郊外にあるだけに非常に
大きな博物館になっており、飛行機やスペースシャトルの実物が飾っている。

博物館はスティーブン・F・ウドヴァーヘイジー・センター(Steven F. Udvar-Hazy Center)と言う名称の本館より規模の大きい別館を所有している。日本語では単に「国立航空宇宙博物館別館」とされることもある。位置はワシントンD.C.の郊外にあるワシントン・ダレス国際空港に隣接しており、2003年12月15日に新設された。館内にはおよそ200の航空機と135の宇宙船が収蔵品として展示されている。センターはハンガリーの移民でインターナショナル・リース・ファイナンス社(International Lease Finance Corporation、略称ILFC)の設立者でもある、スティーブン・F・ウドヴァーヘイジーによって、1999年に6500万ドルの寄付がスミソニアン協会に贈呈されて創設されたものである。建設竣工には実に15年の歳月を要した。なおかつては本館と別館との間にシャトルバス(ダレス国際空港経由)が運行されていたが、現在はダレス空港〜別館のみの運転となっており、公共交通機関での相互の行き来には地下鉄やバスの乗り継ぎが必要である。旧日本軍の航空機も、紫電改、月光、震電(機体一部のみ)など、貴重な機体が展示されている。

レンタカーで移動するのが一番経済合理性が高い。駐車場は有料で出口にて15ドル支払う。館内の精算機も使用できる。

アクセス

この博物館は、ワシントン中心地のUnion Stationからは28マイル(約50キロ)離れており、車で38分のところに
ある。
電車はなく、車しか交通手段は無いようだ。

しかし、中心地からのアクセスは悪いものの、ワシントンDCにある国際空港である
ダレス国際空港に隣接しているので、ワシントンDCから飛行機を使われる方は
空港に行くついでに寄ってみると便利かも知れない。

飛行機の展示

数多くの飛行機が展示している中で特に印象に残っているものがいくつかあるので
紹介させていただくことにする。
まず、何とも言えない気分になったが、広島に原爆を投下した飛行機、B-29爆撃機
エノラ・ゲイ号だ。
当然といえば当然だが、展示に際しては批判も多く騒動にも発展したようだ。

そして、もう一つが私世代からすれば懐かしい映画「トップガン」の主人公が乗っていた
飛行機と同じ機種F-14トムキャットだ。
トップガンの続編は今年に予定されていたが、コロナの影響で残念ながら来年に延期に
なったようだ。

宇宙関係の展示

そしてこの博物館には宇宙関係のものも数多く展示されており、
テレビなどでよく見るスペースシャトルの実物を見た時は感動した。
全く知らなかったが、スペースシャトルの表面はタイルのようなもので覆われていた
のである。

宇宙食の展示
宇宙食の展示

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